悪性リンパ腫(原発性縦隔大細胞B細胞リンパ腫)による入院日記5

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入院部屋を少し華やかに

2022年2月21日
朝、なんとなく思い立った。
よく医療ドラマとかである、入院中の壁に家族の写真とか貼るやつ。
あれをやってみたくて早速実行した。
Google photoに保存している写真から妻と、妻がかつて飼っていた三匹の猫ちゃんの写真をダウンロードすると売店セブンイレブンネットプリントでプリントアウトした。
壁に貼ってみると殺風景だった部屋が賑やかになって良い。
それにしても、どの写真も妻がとても楽しそうに笑っていて僕まで嬉しくなってくる。

さて、今日は朝から初めての抗がん剤治療である。
1日目、リツキシマブという抗がん剤を3~6時間。
副作用が出なければ6時間フルで投与するし、もし副作用が出た場合はちゅうしとのことだ。
ちなみに、リツキシマブの副作用はアレルギー様症状(発熱・寒気・吐き気・頭痛・めまい・じんましん・不整脈・息苦しさ)とある。
ほとんどの人が出ないし、もし出た時のために症状を和らげるためロキソニンを飲んで準備をしているがなかなか不安だ…。

投与メシ

点滴開始してすぐにお昼ご飯がやってきたので初の点滴しながらランチの時間。
この日は僕の初めての抗がん剤治療を祝してか、好物のカレーが出てきた。
カレーに飢えていたのでとても嬉しい。
甘みがあって優しめのカレーは、食べていると幼稚園のレクで親御さん達が作ってくれたカレーを思い出す。

投与から数時間していると若干のだるさを感じてくるものの、動けなくなるほどのものでもないのでコーヒーなどを買いに行ったりして過ごす。
夕方に主治医から骨髄の検査の結果、髄液の方にがんは無かったと連絡が来る。
骨髄そのものの検査が終わってないので大喜びするのは早いかもしれないけど、それでも嬉しい知らせだ。

夜にこれまた若干の吐き気があるも、軽い車酔い程度のものだったので問題なし。

寝る時、3度ほど金縛りに襲われたがしっかり寝た。

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